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「原料」

「TOQUE」の洋服の主な原料である「ベビーアルパカ」と「ロイヤルベビーアルパカ」。 アルパカの中でも、主に生後初めて刈り取った毛は「ベビーアルパカ」と呼ばれ、上質で、かつ、希少価値の高い素材です。 そのベビーアルパカの毛を、専門の職人がさらに選別した最高級の毛は「ロイヤルベビーアルパカ」と呼ばれ、採毛量は全体の1%ほどしかないと言われます。その繊維はカシミヤや極細のウールに匹敵し、独特の美...
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「糸を紡ぐ」

アルパカの糸を紡ぐ作業は、まず原料となるアルパカの毛を、コーマと呼ばれる櫛(くし)のようなものに通して、風合いを損ねてしまう短い繊維や、小さなごみを取り除くことから始まります。 繊維の向きを整える機械に5~6回通した後、徐々に繊維の束を細くしていくドラフトという工程を経て、最終的に機械で糸に仕上げていきます。  「TOQUE」に使われる糸は、アルパカ糸の扱いにおいて確かな技術を持つ、愛知県一...
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「生地を編む」

「ベビーアルパカ」は、とても繊細な原料。「TOQUE」では、その繊細な原料、かつ細番手の糸を使っていることが多く、大量生産するようなスピードでは 編み上げることができません。 例えばコットン100% の糸を使って編む場合に⽐べると、約3分の1の速度で ゆっくりと編み上げていかないと、生地が破れたり、 キズができやすくなってしまうのです。 また、気温や湿度の影響も受けやすいため、その日によって...
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「染色」

「TOQUE」で主に行っているのは、「ウインス染色」という染色方法。生地をループ状にし、染め液の中をくるくると何度も繰り返し通し、蒸気を一気に送り込んで、温度を上げて染め上げます。生地同士がぶつからず、繊細なアルパカの生地を傷めにくいため、この手法を選んでいるのです。また、染色後は機械を使わず、必ず自然乾燥させています。当然ながら乾燥機を使えば、早く大量に乾かすことができますが、やはり生地を...
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「縫製・仕上げ」

「TOQUE」で使う生地は、繊細なものが多いため、通常よりも、ゆっくりと縫い合わせなければ、余計なシワやズレが起きてしまうものばかりです。縫製が非常に難しいため、国内外の多くのブランドの生産も請け負っている、富山県小矢部市の縫製工場や、愛媛県四国中央市のニット工場で働く熟練の技術をもった職人たちの手によって、生地は服へと形を変えていきます。「TOQUE」の商品は、「これまでに積み重ねられた日...
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「認定」

TOQUEの中で、アルパカを使う全ての商品に、このラベルが付いています。ペルーにある、国際アルパカ協会が認定したアルパカ原料を使っている証です。(ラベルはペルーで発行され輸入します)。ホワイトラベルは、協会認定アルパカとその他原料を使用した商品に付けることができ、ゴールドラベルは協会認定ベビーアルパカ、もしくはロイヤルベビーアルパカを、100%使用した商品にのみ付ける事ができます。生地の表面...
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「未来への小さな一歩」

サステナブル(=持続可能な)という言葉をよく耳にするようになりました。未来の地球のために、自然環境に配慮した行動などを指す場合が多いのですが、でも、「よく分からない」「何をすればいいか分からない」と思っている人も多いのではないでしょうか?実は、そんなに敷居の高いものではなく、ちょっとしたことでもサステナブルに繋がるのです。例えば、小さなことですが、TOQUEで使用しているブランドラベルは、古...
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「ブランドタグ」

皆さんがお持ちの色々な商品を見ると、ブランド名の入ったタグが、衿もとについていることが多いのではないでしょうか?確かにお店で販売することを考えると、商品の中で目立つ襟もとに付けるのが一番良いかと思いますが、一方でタグが当たって首もとがちくちくするという声もよく聞かれます。TOQUEの商品は、こだわった生地の柔らかさを肌で感じてほしいので、直接肌に当たる商品が少なくありません。そんな時に、襟も...
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